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作品推薦

名作の卵2014/10/13
by 黄泉船 - 黄泉船さんの作品推薦をすべて見る
書き方次第ではものすごい名作、あるいはとんでもない怪作になった作品。
例えば『相馬瑞樹防衛隊』『付き合い同盟』『小林』をメインに据えて、彼らの戦略・駆け引き・人物描写・心理描写をヒューマンドラマか戦記物並み「これでもか」というくらい緻密に書くと途端に「くだらないことを物凄いスケールでやる」というシュールギャグになり、和樹・瑞樹サイドとの対比が作品に独特の個性を与え、エンディングも単なるドタバタラブコメの帰結ではなく、作者のユーモアと受け止められただろう。
もしもこの作品がそのような小説だったら☆5に値した。
ベタなラヴコメ2014/08/09
by yokosa - yokosaさんの作品推薦をすべて見る
内容:☆
個性:☆(ただし特色があるという意味ではない)

 投稿に気付いた時点(八月九日午前三時)で「完結」表示になっていたので、勢いに任せて全部読み終えたが……「完結」になってるのに終わってない(22話)ことに愕然とした。

 一気に読み終えられたことからもわかるように、勢いはある。あるが、それだけ、という印象が拭えない。変に奇をてらわない分、読みやすいが、その反面どこかで見た展開が続き、話の流れも想像の範疇を出ない。
 どうにも「後で詳しく書こうと思ってフリだけ用意したものの、うっかり忘れてそのまま放置」したとしか思えない箇所がある。読み飛ばしたのかと思って何度か確認してしまった。
 基本的に主人公の一人称で進むが、ところにより一人称と三人称が混在して混乱する。また、主人公以外の視線になっても、すぐにそれとわかるようになってはいないため、主人公がその場にいるものだと思って読んでいると、実は不在で面食らうことがあった。
 以上のように描写力に関しては些か不満がある。
 とはいえ、作品の勢いというのは間違いなく長所であるし、ツンデレキャラ、コメディタッチには文句の付け所はない。ベタというのは、言い換えれば王道であるとも言える。
 気がかりな場面で終わっているので、続きの投稿を待ちたい。

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作品情報

鬼姫に彼氏を (全48話/105584文字)

 斉藤和樹は幼馴染である相馬瑞樹の傍若無人ぶりに悩まされていた。  高校生になっても変わらない瑞樹との腐れ縁をどうにか解消しようと努力していた。 しかしそんな彼の前に二人の変態集団が現れる。   一人は瑞樹を女神と崇め、それを守ろうとする剥離率いる『相馬瑞樹防衛隊』、もう一人は彼女とともに二度と来ない青春を謳歌しようが目的の『付き合い同盟』、そしてそれを指揮する副生徒会長である周防。 二つの特濃変態集団から顧問として勧誘された和樹が下した決断は……。

red18
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