お料理が得意な女子高生、午空瞳。 彼女は、肉食系吸血鬼のお腹を満たす為、今日も弁当にもつ煮を詰める。 風変りな高校生男子、日向当夜。 恋人である瞳を愛す彼の、一生の決意とは……。 ――現代に生きる吸血鬼の僕は、愚かで一途な恋をしているのだ。 他サイトでも掲載しています。同一作家作品です。
物語の始まりは、2014年。夏の東京。 大学1年生の香山は、初めての期末試験を終えて夏季休暇を楽しんでいた。 法学部に籍を置く彼は、学部公認サークル・十法会の夏合宿に参加した折、この先長く付き合うことになる青年、森部と出会う。 行き詰ったと嘆かれて久しい現代日本で、学歴ある若者たちが一層強かに生きる方法...
わたしは弟の凪(なぎ)が好き。その感覚はとっても微妙。だからわたしは自分でもちょっとヤバイんじゃないかと思うときがある。もちろん凪さえしっかりしていれば何も起こるはずがない。そう信じている。それに凪には彩音という可愛い彼女がいるし……。
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